こんにちは
うなぎ丼です。
先日私は米国株投資をするなら楽天証券が使いやすいという点を記事にしました。

ここでは為替手数料については触れなかったのですが、大手3社のうち、SBI証券のみ0.25円→0.04円になります。(ただし住信SBIネット銀行経由で)
これは単純計算で手数料は6.25倍安くなります。
6.25倍と聞くと、相当な額に思えませんかね。
私は思います。
株価が明日6倍になっていたらびっくりです。私の身長が6倍になっていてもびっくりです。
しかし、果たしてこの数字だけを見て定量的に評価するのが最適だと思えません。
今回はもっと細かく、定性的に、我々庶民に毛が生えたような個人投資家にとってこの6倍の手数料の安さが重要なのかを考察したいと思います。
為替手数料
そもそもなのですが、為替手数料とは
円をドルに換えるときに売値と買値に発生するコスト(価格差)のことで、またの名をスプレッドと言います。

例:1ドル100円の場合
為替手数料が0.25円ならば
買値は100.25円、売値は99.75円となります。簡単ですね。
為替手数料が個人投資家にどう影響するか
仮に個人投資家がアーリーリタイアに要するまでに、2000万を株式投資に使ったとします。
複利を考慮してもこのくらいが妥当な額だと考えます。
ここで条件を整理します。
株式投資総額:2000万
為替:100円/ドル(単純化するために100円とした)
すると
20,000,000÷100=200,000ドル分を購入に当てれます。
ここで
為替手数料0.25円の場合
200,000×0.25円=50,000円
すなわち5万円の手数料が必要です。
為替手数料0.04円の場合
200,000×0.04円=8,000円
すなわち8千円の手数料が必要です。
いかがでしょう。
SBI証券にすることによって生涯42,000円の手数料差が出ます。
生涯です。
生涯と聞くと大したことないと感じます。

仮に40歳でアーリーリタイアするとしても、3000円で自給換算すると14時間。
2日程度アーリーリタイアが伸びると考えましょうか。
この時期の2日は誤差の範疇ですね。
つまり、手数料差も誤差の範疇ということです。
以上、うなぎ丼の見解でした。
そんなことより証券会社各位には手数料完全無料化していただき、余計なことを考えなくてよくしたいですね。
Where there is a will, there is a way.