銘柄分析

【ABBV】アッヴィ、バイオ製薬大手、驚異の配当利回り5%超え

本記事ではバイオ製薬大手【ABBV】アッヴィの銘柄分析を行います。

アッヴィは2013年に【ABT】アボット・ラボラトリーズからスピンオフ(分離)されました。

それからというもの物凄い勢いで成長を遂げ、現在では売上高でアボット・ラボラトリーズを抜き去りました。

高配当かつ成長銘柄ですので、積極的にポートフォリオに組み入れたいところです。

【ABBV】の銘柄分析

基礎データ

会社名 アッヴィ(AbbVie Inc.)
ティッカー ABBV
創業 2012年
本社所在地 アメリカ・イリノイ州
上場市場 NYSE(ニューヨーク証券取引所)
従業員数 30,000人
セクター ヘルスケア
株価 $81.02
1株配当 $4.72
配当利回り 5.83%
連続増配年数 5年
決算期 12月末

(2020/02/02時点)

事業内容

製薬事業のみですので、薬の製造・販売を手掛けています。

分野は免疫疾患・腫瘍学・ウイルス感染・神経系がメインとなっています。

免疫疾患

関節リウマチなどの免疫疾患を治療する薬を開発しています。

治療薬としてはヒュミラが有名で、アッヴィの売り上げの6割以上を担っています。

関節リウマチとは、免疫の異常により主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。進行すると骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなり、目や肺などの全身に拡がることもあり、日常生活が大きく制限されます。原因は細菌やウイルスの感染、過労やストレス、喫煙、出産やけがなどで、全人口からみた0.5~1.0%の割合が発症するそうです。

腫瘍学

血液がん・固形腫瘍などのがん治療薬を研究・開発しています。

血液がん治療薬としてはイムブルビカが主柱で、伸長を続けています。

ウイルス感染

c型肝炎ウイルスの治療薬・ヴィキラMAVYRETを開発しています。

c型肝炎とは、血液を介して感染する肝臓の病気です。肝臓の細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなり、全身けん怠感に引き続き食欲不振、悪心・嘔吐などの症状が出現することがあります。

神経系

アルツハイマー病やパーキンソン病などの認知症に対する治療薬を開発しています。

主にDuodopa(デュオドーパ)という治療法が用いられています。

事業別売上比率

下図は2018年における事業別の売上比率です。

このように売り上げの6割以上がヒュミラでまかなわれています。

現状はヒュミラが主柱となって展開していて、ヒュミラの特許が切れたときに不安が残りますが、投資家向けレポートによるとヒュミラ以外の売上高は2025年に35億ドル以上に成長すると予想されています。(2018年のヒュミラ以外の売上は12.8億ドル)

また、しわ取り薬「ボトックス」を持ち美容医療やアイケアに強いアラガンを2020年に買収することになっています。

いずれにせよ、今後ヒュミラに頼らないパイプラインを構築することが鍵になっています。

【ABBV】の業績推移

【ABBB】の売上高・営業利益・純利益・営業利益率を見ていきましょう。

売上高はお手本とも言わんばかりの綺麗な右肩上がりです。

営業利益率は30%前後で収束しています。

【ABBV】キャッシュフロー

下図はキャッシュフロー推移になります。

投資の額は小さく、効率よくキャッシュを生み出しています。

2013年のスピンオフ以降、枷が外れたかのようにフリーCFの増大が見られます。

【ABBV】1株当たり利益(EPS)

EPS推移です。

10年平均は$2.27です。

EPS成長率は2.5%

【ABBV】ROE推移

ROE推移を見てみましょう。

高水準かつ上昇傾向です。

最も低いときでも約25%ですので投資家としては今後の株価増大を期待できます。

【ABBV】配当金と配当性向

過去の1株当たりの配当金と配当性向の傾向をまとめました。

2018年は思い切って増配しましたが、それでも配当性向に影響はありません。

まだまだ増配余力を残していると思いますが、投資家にとっては5%以上とかなり高配当で魅力的です。

上場来【ABBV】vs S&P500 トータルリターン

上場来の【ABBV】とS&P500の配当再投資込みトータルリターン比較です。

上場以来7年しか経っていませんが、S&P500の倍近くリターンがあります。

キャピタルゲインとインカムゲインを同時に満たす数少ない銘柄だと感じます。

所感

【ABBV】アッヴィは他社が介入しづらい医薬品で特許とシェアを勝ち取っており、配当利回りも高いので、投資先としては非常に魅力的に思えます。

また、S&P500を上回るリターンはキャピタルゲインとしてもかなり優秀な成績です。

今後、アメリカなど先進諸国で高齢化がさらに進んでいく中で、アッヴィの手掛ける医薬品の需要はますます増えていくことでしょう。

 

うなぎ丼も現在アッヴィの株を保有しておりますが、ポートフォリオにもう少し大きな割合を占めても良いかもしれません。

まとめ

以上、【ABBV】アッヴィの事業内容や業績をまとめて銘柄分析を行ってみました。

 

引き続き銘柄を紹介していけたらなと思います。

ご参考になりますと幸いです。

 

Where there is a will, there is a way.

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です