私自身、2019年10月から米国株投資を始めて、高配当株を買い漁ってきました。
しかし連日、高配当株に警鐘を鳴らす記事を書いています。現状、このままポートフォリオを見直さず、投資方針を確立しなければマズいと考えています。
そこで本記事では、私の現在のポートフォリオ状況、そしてそれを踏まえた今後の投資方針を紹介します。さらに、私が考えた理想的な高配当+ETFポートフォリオを提案したいと思います。
私のような一個人投資家の考え方・価値観にだいぶ依存していますが、皆さまの参考になれば幸いです。
現在の資産比率状況
まずは現在の資産状況から整理します。
以下グラフは現在の資産比率状況です。(2020/05/17時点)

VOOとSPYDのようなETFを40%近く保有しており、残りを高配当株で保有しております。我ながら非常にバランスの悪いポートフォリオ。
最近、高配当株よりもETFを保有した方がいいと論じているのですが、そもそもの自身のポートフォリオに明らかな矛盾点がありますね。


SPYDもETFといいながら高配当株でしか構成されていないため、結局資産の70%以上は高配当株。
5月まで含み損を抱えてしまうというのは心理的負担が大きく、スパッと見切りをつけて売れずにいました。
しかしこれではマズいと考え、5月の給料が振り込まれる時点で一度ポートフォリオを見直すことにします。
特に売却したい銘柄
・SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)
・RDS.B(ロイヤルダッチシェル)
・T(AT&T)
この辺は確実に売ります。
SPYDに関しては、S&P500の配当利回り上位80銘柄を優先的に保有していくことに見通しが立たないからです。株価が暴落すれば、結果的に配当利回りが高くなってしまうエネルギーセクター株の比率が多くなってしまいます。SPYDのベンチマークはイメージしやすく単純なETFではありますが、投資家としてリスクを考える必要があります。
RDS.Bに関しては、減配したからです。私自身、高配当で減配しないことを前提としてRDS.Bを購入したので売らざるを得ません。ここは潔く、損失を認めます。
Tに関しては、増配こそしているものの株価が伸びず、トータルリターンで見れば圧倒的にS&P500に投資した方が効率的だからです。
今後のポートフォリオの方針と展望
さて、前述の銘柄を売却した後に今後のポートフォリオをどう展開していくのか。
特に買いたい個別銘柄は以下の通りです。
・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)
・MSFT(マイクロソフト)
どちらも、コロナ禍でもアフターコロナでも有能な銘柄。
増配していること・財務状況・ESGの観点から言っても文句ないと思います。
これまで私は配当利回りに囚われ過ぎていましたね。
特に買いたいETFは以下の通り。
・VIG(増配株式)
・VGTもしくはQQQ(ハイテク)
VIGは米国大型株で10年以上連続増配している銘柄を対象しています。こちらはただ単に高配当株式を組み入れているSPYDとは違い、増配という目に見える信用があります。増配する財務的余裕があるということですからね。

VGTもしくはQQQに関しては、今後5年アフターコロナでテレワーク・オンラインを介しての仕事が一般化されると見通しがあり、ちょうどNISAで保有し売却益をゲットするのがよいと思っているからです。


以上を踏まえた理想的なポートフォリオ

ETFの比率を70%ほどにしました。
残りは個別株を運用していくこととします。
個別株の中でも高配当株は組み込まれていますが、高配当に囚われ過ぎずあくまでトータルリターンが最大になるように選びました。
理想的なポートフォリオを考えるのは楽しいものですね!
この理想が皮算用にならないように、きちんと方針通り購入していきます。
購入したら報告いたしますのでしばしお待ちを。
5月の給料早く振り込まれないかなあ、、、
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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