先日、下記記事にて今後の投資方針と高配当株+ETFポートフォリオを提案いたしました。

さて本記事では、高配当株+ETFポートフォリオの実際のリターンがどうなのか検証していきたいと思います。
簡単のために、市場平均として代表的なS&P500ETF【VOO】と比較してみます。
うなぎ丼ポートフォリオ(高配当+ETF)の構成
はじめに、うなぎ丼ポートフォリオ(高配当+ETF)の銘柄構成は以下の通りです。

上位3つはETFで70%を占めています。残り30%は配当金重視という構成。

こちらを以下では、ポートフォリオ1とします。
一方、比較のために用いる【VOO】100%のポートフォリオをポートフォリオ2とします。
以下で、ポートフォリオビジュアライザーを用いてトータルリターンを検証します。
検証結果:トータルリターン
高配当+ETF(ポートフォリオ1)の方がリターンは大きいですね。やはりVGTがある分、GAFAMの影響が大きいと考えられます。
年次リターン比較

どの年度をみても高配当+ETF(ポートフォリオ1)が上回っています。ポートフォリオ1には【VIG】が20%ほど組み込まれている分、下落相場にも強いのかもしれません。https://unagidon.com/2020/05/11/vig/
配当金の推移

当然、高配当銘柄を組み入れているので高配当+ETF(ポートフォリオ1)の方が配当金は大きくなります。
しかし、【VOO】100%(ポートフォリオ2)と比較しても20%増しという事実です。
高配当+ETFと謳っている割にはショボいかもしれませんね。
トータルリターンでは勝っているので良しとしましょう。
まとめ
高配当株+ETFというポートフォリオでもS&P500以上のリターンを得ることができることが検証できました。
当然、配当金も大きく満足です。
ただ、(選りすぐりの?)高配当株式がハイテクVGTの足を引っ張っている感が否めなかったです。VGT一本にするのもそれはそれで問題なんですけどね。
結論、この高配当+ETFポートフォリオになるよう5月は買い付けて参ります。
自分のお気に入りの銘柄で構成されたポートフォリオが完成するのは楽しみですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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