先日お給料が振り込まれ、以下ETF銘柄を購入いたしました。

・VOO(バンガード・S&P500)
・QQQ(インベスコQQQ)
・VIG(バンガード・米国増配株式ETF)
そこで本記事では、これら3種のETFをミックスさせたポートフォリオのリターンが過去どうなってきたのか検証していきたいと思います。
VOO+QQQ+VIGのポートフォリオ
前提条件
VOOのみで投資した場合とVOO+QQQ+VIGで投資した場合を比較しました。
VOO+QQQ+VIGの割合はそれぞれ40%、30%、30%とします。
VOOのみ:ポートフォリオ1
VOO+QQQ+VIG:ポートフォリオ2
とします。

前提条件として
1.$10,000からスタート
2.2011年からのリターン
3.毎年リバランス
4.配当再投資
という条件で検証してみました。
検証ツールは例に倣ってポートフォリオビジュアライザーです。

ポートフォリオの成長
VOOのみ:ポートフォリオ1
VOO+QQQ+VIG:ポートフォリオ2
下図は$10,000からスタートした場合のポートフォリオの成長推移です。

VOO単体とVIG単体のリターンはほぼほぼ変わらず、QQQ単体のリターンが大きいのでそれに引っ張られている形です。
年ごとのリターン
年ごとのリターンを見ていきます。

2012年は劣るものの、基本的にはVOO+QQQ+VIG(ポートフォリオ2)の方がリターンが大きいことがわかります。
毎年の配当金
下図は毎年の配当金を表しています。

QQQおよびVIGがそれほど配当利回りが大きくないので(QQQ:0.69%、VIG:1.62%)、当然VOO単体の方が大きいでしょう。しかし、あくまでインデックス投資はキャピタルゲインに着目するもの。インカムゲインを気にする必要性は無いです。
まとめ
VOO+QQQ+VIGでポートフォリオの構成をした場合、リターンがどうなるのか検証してきました。
現段階ではVOO+QQQ+VIGのポートフォリオの方がリターンが大きいようです。
セクター分散でいえば、VOOとQQQはハイテクに偏っているのに対し、VIGは資本財・消費サービス・ヘルスケアが三本柱です。

VOO+QQQで構成するよりも、VIGを加えることによって、セクターのバランスが取れたポートフォリオとなります。

今後どうなるのかはわかりませんが、VOO単体で保有するよりもVIGを加えた方が連続増配の信用とセクター分散の安心にがあり、より良いリターンが期待できます。
私はこれにプラス個別株で運用していこうと考えております。
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