【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFとは
米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%を対象にした指数に連動するETFとなります。
米国株全体に投資するのでしたら、【VOO】でも【DIA】でも【QQQ】でもなく【VTI】でしょう。
本記事では【VTI】に関して紹介いたします。



基本データ
設定日 | 2001年05月24日 |
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ベンチマーク | CRSP US Total Market Index |
構成銘柄数 | 3590 |
経費率 | 0.03% |
株価 | $112.24 |
配当スケジュール | 四半期ごと(3・6・9・12月) |
配当利回り | 1.17% |
(2020/11/30時点)
経費率が0.03%とぼぼ無いに等しいものです。ETFにおいて経費率が低いというだけで好感が持てますね。
【VTI】セクター別構成比率
以下グラフは【VTI】のセクター別構成比率です。

算出方法が時価総額加重平均であるので、当然ですがテクノロジーが多くの比率を占めます。

では、実際に上位10銘柄を見ていきましょう。
【VTI】構成上位10銘柄

(バンガードwebサイトより引用)
GAFAMが上位を独占しています。この辺は過去記事でも紹介した【VOO】とも似ていますね。

リターン
【VTI】のトータルリターンは以下の通り。

設定来からは右肩上がりの上昇を続けています。
【VTI】年率リターンの詳細は以下表の通りです。
年初来 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
3.2% | 10.17% | 10.05% | 11.49% | 7.44% |
11月も終わりを迎え、株価が戻ってきました。そのせいもあって、直近の年率リターンが10%を超えています。ハイリターンですね。
所感
【VTI】は米国の全銘柄に投資できるETFです。
約3500銘柄を一気に保有することができる+経費率が低いので、米国株を始めようとしている人にはぜひともオススメしたいETFとなります。
S&P500でも500銘柄なので十分すぎるほど分散ができていますが、VTIはさらにそれよりも多い銘柄数です。(銘柄数が多いからといって、構成上位銘柄の比率はそれほど変わりませんが、、)
米国市場に投資したいのでしたらこれ1本で良いでしょう。
もしくは投資信託である、楽天・全米株式インデックス・ファンドを積み立てても間違いないです。
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