かつて日本株デイトレを行い、10万円ほど負けて失敗した経験があります。
当時は学生でしたので、ひどい痛手を負うことはなかったのですが、学生にとっては大金である10万円を失う羽目になりました。
「そもそも当時の俺はなぜデイトレをしてしまったんだ、、」
さて本記事では、どのようにトレードで失敗したのか、トレードでやるべきでないことを共有出来たらと思います。
日本株デイトレで失敗したこと
私が日本株デイトレで失敗したことは2点ございます。
まず1点目は自分の思う適当なタイミングで売買していたことです。
当時はデイトレにまつわる本、チャートの見方、株の選び方など、株を儲けるためならと考え、片っ端から株の本を読み漁りました。株の本を読んで勉強してから挑もうとしていたからです。
そして本を3ヶ月ほど読み、証券口座も開設し、いざ実践に移るわけですね。
自分は投資に使える額は20万円までだと決めていました。ですので20万円を証券口座にぶち込み、あとは好き放題トレードしていくだけ。
朝8時半に板を確認し、トレードの板がアツそうな銘柄に目星をつけ、監視リストに登録。
9時になったところで本番開始です。
ここでいう板がアツそうというのは、板において買いが殺到していそうな銘柄のことですね。
下図は板の一例ですが、買いの方が注文量が多く厚そうな気がしますよね。

株取引は綱引きのようなものですので、買いか売りかどちらか一方で多い方が勝つのです。
時々刻々と変化する板の様子を見ていると本当に綱引きのように思えてきます。
ただ、板が厚”そう”だという何の根拠もなく、フィーリングで買いを入れていました。
どっちに動くのか、自分なりの理論もなしに良くわからずにトレードを積み重ねていったので、ジリジリと負けていくことになります。
マザーズやJASDAQなど値動きの激しい株を買っては売ってを繰り返しておりました。
これは売買記録の一部抜粋です。

日本株デイトレで失敗したこと2点目は、逆張りによる塩漬けでした。
株式投資を行っていると「人よりも儲けたい」「抜きんでた運用成績を収めたい」と考えるあまり、ついつい逆張りを行ってしまいます。
逆張りとは、株価のトレンドとは逆の方向に賭けることをいいます。
特にひどいのは買って出来高が抑えられ、銘柄に活気がなくなってきたのにもかかわらず、塩漬けにしていたことです。一度買ってしまったので儲かるまで売るに売れず、塩漬けになってしまいました。(3か月もの間放置しておくなら、さっさと売るべきだった、、、)

このように一般人が逆張りをすることになんのメリットもありません。市場を予測できるわけがないのですから。
ちなみに、アメリカ人と日本人を比べて、日本人の方が逆張りをする割合が高いと言われています。日本人の人間性のような気もしますね。
日本株デイトレ失敗談まとめ
というわけで、日本株デイトレで失敗したことをまとめますと
・自分の思う適当なタイミングで売買すること
・逆張りによる塩漬け
の2点でした。
逆にこの2点をしてはいけないことと捉えるなら、
・適切な理論に基づいて売買
・基本的に順張り
ですかね。
そして、そのどちらも満たすのが現在投資している米国株といえます。
米国株は、既に市場に基づいた時価総額加重平均のインデックスに投資していれば自然と資産が増えていくという理論もありますし、現物買いですので基本的に順張りです。
人は失敗をして初めて学ぶことができるということで、日本株デイトレで失敗することによって、米国株の良さを知ることができました。
失敗があったからこそ確実に成功に近づいていると信じて投資を継続していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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